おまかせ京都スタッフの木村です。
今日は、能楽について少しお話します。
とはいえ、先日の日曜日にご縁があって、京都観世会館に能楽を観に行ったお話です。
とある勉強会で能楽師の14代目という方と知り合いになりました。
観世流のシテ方の能楽師、林宗一郎さんです。
初めてお会いした時は、きりっとしまった端整な顔立ちに、
ムムっ、只者ではない!と思いお話を伺うと能楽師というご職業。
能楽師? シテ方? 14代目!!! スゴッ、という感じでした。
という出会いがあって、京都観世会館に能楽を観に行ってきました。
緊張して館内に入ると、パンフレットがもらえました。
そこについているチラシに、今日の演目のあらすじや楽しみ方
演じられる方のことなど、やさしく書いてあるではないですか!
ほっと一息。これで内容が楽しめる。と思って読んでいました。
開演されますと最初に演目の説明をしてくれます。
紙ベースで配られたあらすじを、今度は言葉で…。
これまたよくわかりました。
お能(鉢木-ハチノキ)、狂言(口真似-クチマネ)、
お能(安達原-アダチガハラ)、という順番で演じられ
全部で、4時間30分ほどでした。
お能を観ている間、きっと舞台からマイナスイオンが出ているのでしょう。
とてもリラックスして癒された気がしました。
演じての所作にも一縷の隙もなく、プロのなせる技というものでした。
決めごとの通りにきちっと進み、一つの動作にも何万という稽古が繰り返され
その集まりで、舞台が作られていく。たくさんの演じ手がそれぞれの役目を
きっちりとこなして行く。素敵でした。
皆様も機会があれば、ぜひ能楽を体験してみてください。
生でね。
京観世会館→http://www.kyoto-kanze.jp/
コメントする