おまかせ京都スタッフの木村です。
先日、造り酒屋の社長のお話を聞く機会がありました。
株式会社増田徳兵衛商店。京都伏見の酒蔵です。
月の桂というお酒を作っておられます。
話をしてくれたのは、14代目増田徳兵衛社長。
14代目…。スゴッ! 老舗です。
今でも、杜氏の方が昔ながらのやり方で
お酒を作っていらっしゃいます。
残すべきものは残し
新しい技術を取り入れるところは取り入れて
蔵を守ってこられました。
この蔵は、にごり酒の発祥の地です。先代の社長が
どぶろくとは違ったにごり酒というのを世に出しました。
酒税法の関係でどぶろくは作れなくなり
それに代わるものを長年考えて商品化したのだそうです。
皆さん、にごり酒て知ってます?
おひな様の白酒みたいに白く濁った清酒(?)です。
ほんのり甘くてまったりとしたのど越しです。
しかし、お酒です!
発泡性があって、瓶の底には白い沈殿ができます。
間違っても、白い沈殿を混ぜようとひっくり返して
混ぜてから開封してはいけません。
お酒の噴水になります。
あわれ、半分以上こぼれてしまいます。
コツは、半分ぐらい開栓して泡が鎮まるまで待ちます。
落ち着いたところでまた少し開けます。
2,3回繰り返すと無事に開きます。
月の桂のにごり酒、ぜひ皆さん、ご賞味あれ。
おいしいものです。
ただし、あけ方には十分ご注意を。
やはり、大吟醸のにごり酒がよろしいかと…。
おまかせ京都としては残念ですがネットで売っています。
探してね。
「吃驚仰天」という発泡酒も美味です。
8%のアルコールですからチュウハイダブル
という感じでしょうか。
ビックリギョウテン…確かに…。
お試しを。
ネット販売じゃ気分が出ないという方、
おまかせ京都の木村宛にメールをいただければ
蔵の様子の写真と14代目の写真をお送りします。
(あんまりきれいに撮れていませんが…。何しろ
酒蔵が既にお酒の匂いですから、酔っ払い見学でした。(^_^;) )
高いけど、おまかせ京都の木村にたのむという方は、見積依頼をどうぞ。
2時間コースになると思います。
10種類以上のお酒の試飲をさせてもらいました。
あと、新種の絞りたてのお酒をフラスコから。
理科の実験?
おいしい実験でした。
ご想像通り、ふらふらになりました。(^^ゞ
コメントする