おまかせ京都の木村です。
今日は、着物について耳寄りな情報をお届けしたいと思います。
京都は「着だおれ」といわれるほど着る物に関して歴史があります。ご存じのように京都は、西陣織や丹後ちりめんに代表される呉服の産地です。多くの職人さんたちや作家さんたちが、今でも良い品を創り続けています。
そんな中で、ちょっと変わった着物を発見しました。座ったままで着ることのできる着物です。しかも3分ちょっとで着ることができます。不思議でしょ?
答えは動画で配信されています。
わかりました?
わかりづらかったという方に説明します。
「都舞手」は洋服のようにすでに着物の形に出来上がっています。
このような着物は以前からいくつかあったのですが、
「都舞手」は創り方が違います。
「都舞手」は本来の着物の仕立てと同じように仕立ててあります。
洗い張りもできれば仕立て直しもできます。
大切な着物を次の世代に伝えていくことができます。
今までの簡単に着られる着物は、洋服を創る時のように
着物地を着る方の体に合わせて裁断して縫い合わせていました。
これでは、その方以外には着ることができません。
また、別の方用に仕立て直すこともできませんでした。
「都舞手」はその部分を解消しています。
帯も裁断することなく仕上げています。(特許だそうです)
車いすの方もさっと着ることができます。
その方が、「都舞手」を着て京都見物をされているときの写真を見せてもらってのですが
とてもうれしそうに写っていました。
着物を着るのが厄介だと思っている方は必見だと思います。
おまかせ京都では、少し注目して、紹介していこうと思います。
今資料を集めていますので、もう少しお待ちください。
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